平成23年10月14日(金)午前10時より、「北斗の水くみ写真展」審査委員会が開催され、入選作品14点(うち優秀作品1点)が選出されましたので、ご紹介します。
<最終審査結果>
優秀作品:1点 入選作品13点
優秀賞
釣川河口に沈む北斗
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
釣川河口 |
撮影日時 |
2011年7月28日 午前0時40分頃 |
審査員のコメント |
河口に静かに浮かぶ小船と背景にみずをくむ「ひしゃく」、非常に印象的な作品です。 |
入選
漁火と北斗の水汲み
投稿者:梅野 隆司 さん
撮影場所 |
岡垣町波津の浜辺にて |
撮影日時 |
2010年11月3日 18時25分頃 |
入選
大島上空の星ぐるま
投稿者:ramblin さん
撮影場所 |
宗像市釣川東側河口 |
撮影日時 |
2011年8月5日 1時16分 |
入選
北斗の空ヒシャク
投稿者:ramblin さん
撮影場所 |
宗像市釣川東側河口 |
撮影日時 |
2011年8月5日 1時16分 |
入選
北斗とはまゆう
投稿者:ramblin さん
撮影場所 |
夏井ヶ浜 |
撮影日時 |
2011年8月9日 0時頃 |
入選
北斗は光りくみ
投稿者:seigoh さん
撮影場所 |
釣川河口 |
撮影日時 |
2011年9月27日 21時頃 |
入選
松林越しの北斗
投稿者:廣畑直樹 さん
撮影場所 |
宗像市国民宿舎ひびき付近 |
撮影日時 |
2011年9月22日 22時40分 |
入選
北斗の水汲み
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
国民宿舎ひびき前 |
撮影日時 |
2011年8月4日 午前2時20分頃 |
入選
流星輝く宗像の夜空
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
釣川河口 |
撮影日時 |
2011年8月4日 午前1時45分頃 |
入選
水汲みまであと1時間-2
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
波津 |
撮影日時 |
2011年8月4日 午前0時40分頃 |
入選
水汲みまであと1時間
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
波津 |
撮影日時 |
2011年8月4日 午前0時40分頃 |
入選
夏井ケ浜の北斗
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
夏井ヶ浜 |
撮影日時 |
2011年8月3日 午後11時30分頃 |
入選
宗像の満天の星空
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
釣川河口 |
撮影日時 |
2011年7月28日 午前2時頃 |
入選
雲間に見える北斗
投稿者:dorami さん
撮影場所 |
釣川河口 |
撮影日時 |
2011年7月28日 午前1時50分頃 |
北斗の水くみ写真展にご応募いただきまして、誠にありがとうございます。
投稿いただきました作品は下記の通りです。
(投稿された順に並べています。)
漁火と北斗の水汲み
投稿者:梅野 隆司 さん
撮影場所 |
岡垣町波津の海岸にて |
撮影日時 |
2010年11月3日 18時25分58秒 |
漁火と北斗そして航跡
投稿者:梅野 隆司 さん
撮影場所 |
岡垣町波津の浜辺にて |
撮影日時 |
2010年11月3日 18時25分58秒 |
彫像に北斗がかかる
投稿者:平松秋子 さん
撮影場所 |
釣り川河口 右岸にある公園 |
撮影日時 |
2011年9月27日 21時45分頃 |
漁灯に照らされて
投稿者:林 巧 さん
撮影場所 |
釣川河口(左) |
撮影日時 |
2011年9月24日22時頃から |
北斗の水くみ
投稿者:おかめ さん
撮影場所 |
宗像市の釣り川河口 |
撮影日時 |
2011年8月28日 23時半頃 |
北斗の水くみ
投稿者:おかめ さん
撮影場所 |
宗像市の釣り川河口 |
撮影日時 |
2011年8月28日 23時頃 |
はまゆうと北斗の水くみ
投稿者:松本 和子 さん
撮影場所 |
夏井ヶ浜 |
撮影日時 |
2011年8月9日 24時頃 |
北斗の水汲み
投稿者:ramblin さん
撮影場所 |
宗像市釣川東側河口 |
撮影日時 |
2011年8月5日1時19分 |
水汲み北斗
投稿者:fukusako さん
撮影場所 |
福岡県遠賀郡芦屋町 |
撮影日時 |
2011年9月6日21時32分~22時51分 |
漁火を汲む
投稿者:西村純一 さん
撮影場所 |
福岡県宗像市 釣川河口付近 |
撮影日時 |
2011年8月28日 22時頃 |
水を汲みに行く北斗
投稿者:山本海行 さん
撮影場所 |
宗像市釣川河口 |
撮影日時 |
2011年7月29日 午後23時7分50秒 |
総評/審査を終えて
応募数は今回が最も多く、技術的にもさまざまな取り組みが見られました。また、単に、“水を汲む”ばかりでなく北斗の姿と景色など撮影者の実感や印象を構図に繰り入れた作品が増えたのは素晴らしいと思います。
本来、水平線近い星の撮影には天候の変化、雲の厚みの増加、大気減光による星の減光など困難が伴います。わずかな瞬間を見逃さずシャッターを切るのはなかなか難しく、余ほどの忍耐と努力を必要とするでしょう。また、今回に特に見られる撮影者の“北斗の水くみ”の印象をなんとか画角に表現しようとする努力は敬服に値します。
クロスフィルターなどの使用、露出時間、露出時刻(北斗の傾きなど)、露出方法の検討に始まり、天候による撮影現場での技術的判断など作者の苦労がみられました。
今回、また、応募写真枚数の制限や撮影期間の期限など明記しなかったため若干問題が起きました。作者一人の人のさまざまな取り組みには感服いたしますが、多くの撮影者の出来栄えの相対的比較も意味をもつと考え、誠に恐縮ですが、同じ人の複数の作品については若干考慮させて頂きました。
審査にあたり、主催者の希望としては多くの方々の作品の入選を希望致しました。審査会では「個々の作品の評価」という原則の議論があり、最終的に入選作14点と、その中から優秀作1点(5作者)が決まりました。入選作品外に果敢な挑戦と見られる興味ある作品が多数ありましたが、残念ながら今回は入選に漏れました。再度の取り組みを期待したいと思います。
優秀作「釣川河口に沈む北斗」は係留された船、背後に水を汲む北斗の姿が良く捉えられ、画角など若干の意見はありましたが、作品の詩情が高く評価されました。詩情といえば「松林越しの北斗」も工夫した印象深い作品で松林の向こうにしっかり沈む北斗が捉えられています。また、「北斗は光くみ」は北斗の水汲みの見事な姿を捉えています。
実は技術的、天体写真、芸術的な観点を柱に複数の各専門分野の方々を加えての評点を基礎に議論を行い審査してきましたが、いずれの観点でも、今回は、これまで以上のレベルをもつ多彩な作品が集まったと主催者は自負しております。
なお、今回の応募期間では10-11月撮影のものは翌年の写真展応募となってしまいますので、次回から考慮したいと思います。
応募者の皆さんに心からお礼申し上げます。また一層の“あなたの”北斗の水くみ“を期待するものです。
「北斗の水汲み」写真展審査委員長 平井 正則
<審査委員(敬称略(50音順)、*印は写真展実行委員)>
伊津信之介*、中野多恵、肘井俊広、平井正則*、平松秋子*、舩上保芳、藤原智子、古川修二*、堀内伸太郎*