自然
大島の植物
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常緑広葉樹林
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▲ 春の装い シイ類の新緑
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▲ 秋 濃い緑の森と色づく谷間の水田地帯
葉の光沢はクチクラ層という蝋状の物質が表面を覆っていて光に反射するためで、葉の表面からの過度な水分の蒸発を防いだり、強い光などから葉を保護しています。どの植物にもありますが、特に常緑樹ではクチクラ層が厚くなっているので照りが強いのです。
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▲ スダジイ
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▲ タブノキ…葉はテカテカ光っている。
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▲ シロダモ…新芽は絹毛におおわれ、金色や銀色に光る。
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▲ シロダモ金色の新芽
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亜熱帯性の植物四方を海に囲まれた大島は、対馬暖流の影響で冬は暖かく無霜(むそう)地帯であり、亜熱帯性のものが見られます。
・マルバニッケイ(2011福岡県準絶滅危惧)
・クワノハエノキ(2011福岡県絶滅危惧Ⅱ類)…葉が長めの楕円形で先端が長く尖る。
・ミヤコジマツヅラフジ(2011福岡県絶滅危惧Ⅱ類)…葉柄は楯状につき茎や葉が有毛。
※これらの植物は、暖流の流れに沿って海辺や島々に点々と分布している。
特にマルバニッケイは沖縄県の硫黄鳥島、鹿児島南部、長崎の男女群島、福岡県の大島と隔離分布している。
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▲ マルバニッケイ群生地
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▲ 硬い葉が密生している
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▲ クワノハエノキ
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▲ ミヤコジマツヅラフジ
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▲ ミヤコジマツヅラフジ・果実 サンゴ細工のような5~6ミリの果実
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海岸崖地の植物海からの強い潮風と乾燥、照りつける太陽光など、厳しい環境に生育しています。
・ダルマギク(2011福岡県準絶滅危惧)…茎葉は密集していて、腺毛が混じった軟毛が密生し触るとべたつく。葉は厚く柔らかい。
※ダルマギクの軟毛と腺毛…軟毛は密生していることで水分の蒸散を防いだり、直接潮風などが当たらないよう茎葉本体をガードしている。
腺毛は植物の分泌液が出てくる毛のことで、本体を守る仕組みがある。
・ボタンボウフウ…岩の隙間からも生えている。強風や乾燥に耐えるように根は太く丈夫である。
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▲ 海岸崖地・ダルマギク
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▲ ダルマギク花
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▲ ボタンボウフウ
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▲ ボタンボウフウ頑丈な根
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風衝低木林島の北側から西側の海岸は外海に面し、ハマヒサカキやシャリンバイ、マサキなどの海岸に生える低木は、海からの強い風を受け、地面に這うような樹形をしています。(風当たりが強くない場所の樹形と比較してみましょう)
・ハマヒサカキ
※特に神崎や津和瀬では群生地が独特の景観をつくっている。
※幹や枝が陸側の一方向に向いている。
大島の神崎はハマヒサカキ等の群生地として福岡県の自然環境保全地域に指定されている。
・シャリンバイ…地面を這って枝を四方に出し、開花している。
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▲ ハマヒサカキ風衝低木林
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▲ ハマヒサカキ
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▲ シャリンバイ
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草原定期的な草刈りが行われる砲台跡や牛馬の放牧地、風衝地は樹木が育たず日光が良く当たる草地となっています。
・センブリ
・フナバラソウ(2011福岡県絶滅危惧Ⅱ類)
※上記2種は大島が宗像における最後の生育地となりつつある
・ヒヨドリバナ…葉を摘んでしばらく手に持っていると、桜餅のような香りがしてくる
・オナモミ…宗像では大島だけ。ふつう目にするのは帰化植物オオオナモミ。
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▲ 草原 秋 センブリ
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▲ フナバラソウ
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▲ ヒヨドリバナ白い花
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▲ 草原淡紅色のヒヨドリバナ
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▲ オナモミ:宗像では大島にのみ生育している。普通目にするのは帰化植物のオオオナモミ
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砂浜や礫浜(れきはま)砂や礫は移動しやすく不安定。潮をかぶリ、乾燥もしやすく、直射日光が照りつける厳しい環境です。
※礫浜…石がコロゴロしている浜
・スナビキソウ(砂浜)…外海に面した海岸線の湾内に多く、初夏には北上中のアサギマダラが訪れる。
・ハマエンドウ(礫浜)…ゴロゴロ石の下に地下茎を長く延ばしている。
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▲ スナビキソウ
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▲ 砂浜や礫浜・ハマエンドウ礫浜
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遊歩道島内の遊歩道はそれぞれ自然環境が異なるので、多種多様な植物を楽しむことができます。
・ホドイモ…変わった形のマメ科の花、ホド=塊(かたまり)のことで、ふくらんだ根(塊根)はゆでると甘い。
・カワミドリ…葉をつまむと強い香りがする。
・ゲンカイミミナグサ(2011福岡県絶滅危惧ⅠB類)…がくや苞に腺毛が密生する。(触るとべたつく)
・ニオイタチツボスミレ…花はほんのりいい香り
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▲ ホドイモ
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▲ ホドイモ花
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▲ 遊歩道・カワミドリ
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▲ ニオイタチツボスミレ
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▲ 遊歩道・ゲンカイミミナグサ
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車道沿いの植物車道沿いは日光がよく当たり明るく、強い潮風の影響も少ないので、多種多様な植物が見られます。
・ナンバンキブシ…早春、頭上には黄色の花すだれ
・オオムラサキシキブ…6月の花から晩秋の紫色の実まで楽しめる。
・ハクサンボク…初夏には白い花。秋は赤い実。本土では滅多にみられないが大島には多い。
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▲ 車道沿い 早春の花:ナンバンキブシ
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▲ オオムラサキシキブ(海岸近くに生育する暖地植物)
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▲ 秋 オオムラサキシキブ実
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▲ ハクサンボク
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▲ 秋 ハクサンボク果実
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中津宮の社叢林うっそうとした木々と渓流が荘厳な空間をつくっています。
・バクチノキ…5~6月に樹皮がはがれ落ち幹が赤橙色に変わる。これは博打に負けて身ぐるみはがされるのに例えてつけられた名前。
・クスドイゲ…このトゲは枝が変化したもの→大木になると→大木の幹はまるで龍の鱗のようだ
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▲ 鬱蒼とした中津宮社叢林
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▲ 渓流沿いに生育するイワヒトデ
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▲ バクチノキ赤橙色の樹肌
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▲ クスドイゲ刺 枝が変化したトゲ
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▲ 中津宮クスドイゲ 大木になると樹皮は縦に細かく裂け、まるで竜の鱗のよう
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植物の利用方法
昔から大島では、植物の特性を活かして生活の一部として利用していました。
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お供え団子を包む
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ハマビワ
島では「ことなきしば」とよばれる、毎年5月27日、沖ノ島行きの日「ことなきしば」で包んだ団子を宗像大社の神前にお供えし、無事を祈願した。
※現在、沖津宮現地大祭は行われていない。
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ハマビワ
島では「ことなきしば」とよばれる、毎年5月27日、沖ノ島行きの日「ことなきしば」で包んだ団子を宗像大社の神前にお供えし、無事を祈願した。
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炭焼きマテバシイ 幹の材質が堅く炭焼きに最適。この林はかつて炭が焼かれ出荷されていた名残の姿である(御嶽山登山道)。島では「まてじい」とよばれる。
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和紙作りコウゾ 以前は紙漉(かみすき)が行われ、たくさん栽培されていた。谷地区の畑の土手でその面影を見ることができる。
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▲ 使われなくなって大きくなったコウゾにたくさん花が咲いていた
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▲ この新枝を刈り取って和紙を作った。
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イカ漁イヌツゲ 海に沈めるとイカが卵を産み付ける。そのイカが集まる習性を利用した漁もある。
注意したい植物
下記の4種類は、触るだけでかぶれたり、痛みがひどいものです。
植物は病気や虫などから身をまもるために様々な物質を作っています。それが人間にいい影響(風味がある・薬になるなど)をもたらすことも多いのですが、害となることもあるのです。
・ツタウルシ(かぶれる)…山地性の植物。宗像には大島だけに生育。ツタとつくがハゼノキの仲間
・イラクサ(ものすごくいたい)…茎や葉の鋭いトゲはガラス質で、肌に触れただけで皮膚に刺さり、毒液が出て痛みが長く続く
【触れてもよいが手についた草の汁は毒性があるので口にしないように】
・ツクシキケマン
・ウマノスズクサ
いずれも食べると呼吸困難、心臓麻痺の恐れあり
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ハゼノキ(かぶれる)複葉がよく整い思わず触りたくなる
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ヤマハゼ(かぶれる)ハゼノキに似ているが葉に短毛あり
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ハゼノキ(かぶれる)複葉がよく整い思わず触りたくなる
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ヤマハゼ(かぶれる)ハゼノキに似ているが葉に短毛あり
島の自然を味わう
島の殆どが緑に覆われているので食べられるものも多くあります。地元の人はおやつがわりにつまんだり、食材として利用しているようです。
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キイチゴの仲間(5月)初夏の暑さに程よい酸味
ナガバモミジイチゴ、ハマキイチゴ、ハチジョウイチゴなどがある。-
▲ ハマキイチゴ
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▲ ハマキイチゴ花
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クサイチゴ(5月)とっても甘くておいしい(クサというけど小低木)。
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▲ クサイチゴ
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▲ クサイチゴ花
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キイチゴの仲間(5月)初夏の暑さに程よい酸味
ナガバモミジイチゴ、ハマキイチゴ、ハチジョウイチゴなどがある。-
▲ ハマキイチゴ
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▲ ハマキイチゴ花
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ツルナ
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島の呼び名は「はまやごろう」。
天ぷら、味噌汁の具、おひたしなど浜の野菜である。 -
▲ ツルナ
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島の呼び名は「はまやごろう」。
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ナワシロイチゴ(6月)ピンクの花が可愛い。ピカピカ光った実は甘酸っばい。
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▲ ナワシロイチゴ
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▲ ナワシロイチゴ花
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スイカズラ(5・6月)
- 清々しい芳香がある。花を摘んで吸うと甘い。
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▲ スイカズラ
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ノビル島では鱗茎(りんけい)がとても大きなものがあり、カレーに玉ねぎ替わりに入れる人もいる。
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エビヅル(がらみ)・サンカクヅル(9・10月)野生のぶどうは人間も大好き。
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▲ ケサンカクヅル
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▲ エビヅル
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アキグミ(11月)
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草原の遊歩道に多い。
タンニンが多く含まれており食べ過ぎると便秘になるので注意。 -
▲ アキグミ
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草原の遊歩道に多い。
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ツワブキ(春)
- 島では欠かせない食材。煮物、佃煮、天ぷら、昧噌汁の具など。沿海性で葉は濃緑色で照りがある。
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▲ ツワブキ 春には味を、秋には花を楽しめる沿海性の多年草
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セリ(春)この風味は清々しい春の七草のひとつ。
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その他ここで紹介しているもののほかにも
ムベ、アケビ、シマサルナシ、ヨモギなど。
参考資料:宗像市「宗像市歴史的風致維持向上計画」、2018年3月、URL:https://www.city.munakata.lg.jp/w028/040/040/060/011/20180329094945.html、(access2022/11/2)