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鍛冶工具 福岡県宗像市朝町の朝町山ノ口5・6号墳出土
説明
●昭和58年の農業基盤整備事業に伴う緊急調査で、水田下に分布する大小22基の古墳を発掘調査しました。5号墳は群中で最初に築造された古墳で、直径15mの円墳の中央に復室の横穴式石室を築いています。鍛冶具は後室から出土したもので、鉄鉗は長さ47cmの大形のものです。鉄槌には大小3点があり、大形のものは長さ21.4cmで、重さは3650gあります。これらの古墳群には、6世紀後半にかけて、朝町谷で鉄器づくりにたずさわった人々が埋葬されていました。