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経石(正面阿弥陀如来像、背面阿弥陀経)

指定
指定種別 国指定考古資料

説明

宗像大社に平氏ゆかりの石碑が伝えられている。
平重盛が宗像氏国の家臣を中国宋に遣して、砂金三千両を育王山に寄進させた。その答礼として建久9(1198)年に宋から本碑が送られたが、平家滅亡で受取人がおらず、宗像に留め置かれたものと言う。青色の硬質の石材を用い、下から台座・碑・笠石の3石で構成され、高さは168㎝を測る。また、碑石の各所に追刻銘があることでも知られ、承久2(1220)年、寛喜2(1231)年などの年号が見える。

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