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木造不動明王像
指定 | 福岡県 |
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指定種別 | 福岡県文化財指定 |
時代 | 平安後期 |
大きさ
総高203.5cm
説明
1994年保存処理
不動明王は、大日如来の化身とされ、強力な法力を持ち、人々が命にかかわるような非常な危険にさらされたときに、その力を発揮するという。この仏像は膝前と両腕を失うものの、2mを超す巨像で、頭も体もクスノキの一材で彫出す、堂々たる姿である。顔容の細部は表面が風化して明別し難いが、大きな眉と眼、引き締まった口唇をみとめることができ、平安後期頃の特色を示している。