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新羅土器 福岡県宗像市河東の相原2号墳出土
説明
昭和53年の緊急調査で直径20.8m、高さ6mの円墳の墓道から出土したもので、口縁部と底部を欠いていますが、現存高12.5cmの胴の長い壷形土器です。器表面にはヘラ描き沈線によって区間割りした内部に、スタンプ押捺及びコンパス描きによる円文、半円文、露滴文が配置されています。このような器面装飾は朝鮮半島の慶尚南道にある慶州市を中心とする新羅の地で焼かれた土器に見られるものです。7世紀。