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平等寺瀬戸遺跡
指定 | 市 |
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指定種別 | 市指定史跡 |
時代 | 古墳時代後期 |
特徴
横穴式石室/奥壁石棚
説明
1994年に市の史跡として整備、説明板設置
1号墳は円墳で、規模は直径20m、高さ5m、東側に馬蹄形溝を巡らし、溝を含めた直径は30mを測る。内部主体は複室構造の横穴式石室で、石室の長さは約10mを測る。この古墳の特徴は、後室奥壁に板状の石材を棚のようにはめ込んだ「石棚」を造り付けていることである。石棚は重要な古墳に採用される構造で、盗掘を受けていたが、出土遺物には金銅装の大刀鞘金具、国内最大級の馬鈴などがあり、被葬者の権威がしのばれる。築造時期は6世紀後半と考えられる。
※石室は見学可能。市の郷土文化課に事前に連絡が必要。(TEL番号:0940-62-2600)