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むなかたが集まる
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セグロカモメ

種目 セグロカモメ (背黒鴎) 分類 チドリ目
カモメ科
カモメ属
学名 Larus argentatus 英名 Herring Gull
セグロカモメ
(背黒鴎)
チドリ目
カモメ科
カモメ属
Larus argentatus Herring Gull

宗像市でみられる場所・時期

宗像では冬鳥で,10月から5月ころまで,海岸や海域で普通に見ることができる。

特徴

全長60㎝。雌雄同色で,4~5年目で成鳥になる。
冬羽では,頭部から胸に灰褐色斑が密にあり,体下面は白い。上面は青灰色で尾は白い。初列風切の外側から5~7枚の先は黒く先端に小さな白斑がある。外側の1~2枚にはその内側の黒帯に続く白斑がある。翼下面は先端が黒く,その内側が灰色のためコントラストは明瞭である。足はピンク色で時に黄色みを帯びる。
夏羽は,頭部から胸が白くなる。幼鳥は全体に淡褐色で,羽縁は淡色,初列風切は黒褐色で羽先には目立った縁取りはない。嘴は黒い。加齢と共に嘴は肉色みを帯びる。

習性

沖合,沿岸,内湾,港,河口の他,内陸の淡水域にも入る。群れていることが多く,他の大型カモメ類に混じる。主に魚類を食べ,水面に降りたって嘴で捕る。

分布

冬鳥としてほぼ全国に渡来する。シベリア東部,カナダ北部からアラスカ,フィンランド付近で繁殖し,バルト海,北海,英国周辺,日本海周辺で越冬する。

その他

カモメ類は種類が多い上,羽衣の季節変化や,成長による変化で,同じ種でも変異が大きい。そのため判別は難しい。

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