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クコ
種目 | クコ (枸杞) | 分類 |
ナス科 クコ属 |
学名 | Lycium chinense | 英名 |
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クコ (枸杞) |
ナス科 クコ属 |
Lycium chinense |
- |
クコ(枸杞)は、海岸、河原、田畑の畦、空き地の周辺などによく生える落葉低木。宗像では特に海に近い地域に多く見られる。枝は長さ1m以上、太さは1cm前後で、細くしなやかで、上向きに多くの枝が伸びる。枝には2~5cmの葉が互生するが、しばしば1~2センチの刺が葉腋につく。地上にも葡萄茎を伸ばし、同様の株を次々と作って繁茂する。
夏~初秋に直径1cm程の薄紫色の花が咲く。果実は長径1~1.5cmの楕円形で赤く熟す。生食、ドライフルーツ、クコ酒、薬膳やデザートの食材等に利用され、若葉も食用にされる。また果実は枸杞子、根皮は地骨皮、葉は枸杞葉という生薬である。