自然
自然豊かな宗像市に生育している植物の図鑑です
むなかたの植物
シマモクセイ
種目 | シマモクセイ | 分類 |
モクセイ科 モクセイ属 |
学名 | Osmanthus insularis Koidz | 英名 |
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シマモクセイ |
モクセイ科 モクセイ属 |
Osmanthus insularis Koidz |
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別名にこの木の特徴を表現して面白い。大変硬い材質由来のナタオレノキ、ナタハジキ。また分布域由来の本州、福島以西ではあるが八丈、小笠原、四国、九州、琉球、朝鮮南部巨文島、台湾等島嶼的イメージのハチジョウモクセイ、サツマモクセイが情感的で理解しやすいネーミングである。
雌雄別株の常緑高木。葉は10㎝位の狭長楕円形で、先端尾状に鋭い。花期は10月ごろ。葉腋に香りのよい白い小花が集まってつく。果実は核果で長さ1.5~2㎝の楕円形、翌年の5~6月に黒熟する。
宗像では鐘崎で唯一観察でき、あとは沖ノ島の女神に許しを得てのみ、島内でしか見ることのできない珍しい木である。