自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
ヤマショウビン
種目 | ヤマショウビン (山翡翠) | 分類 |
ブッポウソウ目 カワセミ科 ヤマショウビン属 |
学名 | Halcyon pileata | 英名 | Black-capped Kingfisher |
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ヤマショウビン (山翡翠) |
ブッポウソウ目 カワセミ科 ヤマショウビン属 |
Halcyon pileata | Black-capped Kingfisher |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥で,5月頃に稀に見ることがある。宗像では,里山,地島で観察されたことがあるが,全国的にも渡来数が少ない,ほとんど見ることができない鳥である。
特徴
全長30㎝の大型のカワセミ類である。雌雄同色。
頭部が帽子をかぶったように黒い(英語名の由来となっている。)。上面は光沢のある紺色で初列雨覆以外の雨覆は黒い。喉から胸,後頸は白く,脇から下尾筒は橙黄色で,嘴と脚は赤い。外側初列風切の基部が白く飛翔時は大きな白斑となり目立つ。
「キョロロロロ」,「キョロッ,キョロッ」と鳴く。
習性
河川,農耕地,海岸に隣接する林などに飛来する。一羽での記録が多く,暗い林の中で休息し,時々林縁部に出てきて,カエルやトカゲ,カニ,昆虫類などを食べる。
分布
インド亜大陸沿岸,インドシナ半島,マレー半島,スマトラ島,ジャワ島,ボルネオ島,セレベス島,フィリピン沿岸部で越冬または繁殖し,東シナ海沿岸部,朝鮮半島などに夏鳥として飛来する。
日本には,南西諸島や日本海側の小島に春の渡りの時期にたまに立ち寄る程度である。