自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
リュウキュウコノハズク
種目 | リュウキュウコノハズク (琉球木葉木菟) | 分類 |
フクロウ目 フクロウ科 コノハズク属 |
学名 | Otus elegans | 英名 | Ryukyu Scops Owl |
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リュウキュウコノハズク (琉球木葉木菟) |
フクロウ目 フクロウ科 コノハズク属 |
Otus elegans | Ryukyu Scops Owl |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では夏鳥である。4月~9月の間,宗像沖ノ島で見られる。
生息状況に関する詳細な調査はまだ行われていないため,宗像沖ノ島での生息状況はほとんどわかっていないが,数十つがいが繁殖していると推定されている。
特徴
全長22cm。小型のフクロウ類。
全身褐色で,複雑な虫食い模様がある。耳のように見える小さな羽角があり,虹彩は黄色である。「コホッ,コホッ」と特徴的な声で鳴く。山地に飛来するコノハズクによく似ているが,リュウキュコノハズクのほうがやや大きく,声が違う。
習性
平地から山地の林,屋敷林などに飛来し,一羽かつがいで生活する。日中は木陰や樹洞などで休息し,夕暮れに活動し始めて,主に昆虫類を捕り,ヤモリなども食べる。
雄は「コホッコホッ」と鳴き,雌は「ミュア」などと鳴く。
分布
留鳥で,トカラ列島以南の南西諸島に生息する。世界的に見てもここだけに生息する種である。