自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
アカアシチョウゲンボウ
種目 | アカアシチョウゲンボウ (赤脚長元坊) | 分類 |
ハヤブサ目 ハヤブサ科 ハヤブサ属 |
学名 | Falco amurensis | 英名 | Amur Falcon |
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アカアシチョウゲンボウ (赤脚長元坊) |
ハヤブサ目 ハヤブサ科 ハヤブサ属 |
Falco amurensis | Amur Falcon |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥で,春秋の渡りの時期に稀に見ることができる。目撃例も少ない。
特徴
全長 雄28㎝,雌31㎝で,キジバトとほぼ同じ大きさである。
雄は,頭部から体上面は灰黒色で,頬から喉以下の体下面は暗青灰色である。下腹から脛は赤褐色,翼下面は,下雨覆,腋羽は白く,風切は黒褐色で,蝋膜,眼瞼輪,足は赤い。
雌は,頭頂から体上面は暗青灰色で,黒褐色の細い横斑がある。眼先から過眼線,ほおひげ斑は黒い。頬,顋から体下面は白く,黒褐色の縦斑がある。下腹から下尾筒は淡橙褐色である。
習性
数少ない旅鳥として渡りの時期に農耕地,干拓地に生息し,見晴らしの良い電柱や電線,木の枝杭などにとまり,時には停空飛行をして昆虫類やネズミの類を捕食する。
分布
学名,英名の通り,アムール川流域を中心とした,シベリア沿海州で繁殖する。アフリカ南部で越冬すると言われている。日本では,10月ころに九州北部で比較的まとまった数が観察されると言われている。