自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
アオバト
種目 | アオバト (緑鳩) | 分類 |
ハト目 ハト科 アオバト属 |
学名 | Treron sieboldii | 英名 | Japanese Green Pigeon |
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アオバト (緑鳩) |
ハト目 ハト科 アオバト属 |
Treron sieboldii | Japanese Green Pigeon |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では,留鳥または漂鳥である。里山の比較的深い山林で生息する。臆病な鳥でしかも深い里山で生息するため,見る機会は少ない。夏から秋にかけて群れをなして海水を飲みに来る姿が見られるが,宗像ではほとんどその姿を見ない。
特徴
全長33㎝。
雄は,頭部から喉,胸にかけて黄緑色で,後頸から背,腰,尾までは緑灰色,小・中雨覆は赤紫色で,大雨覆は緑灰色となる。風切は灰黒色腹からの体下面は淡黄白色で,尻脇から下尾筒にかけて濃緑褐色の軸斑がある。最長下尾筒は尾の先端付近までを覆うほど長い。
雌は,雄に似るが,頭部から,胸,背はより濃い緑褐色で,黄色みに乏しい。雨覆も緑褐色で赤紫の傾向はない。
嘴はコバルトブルーで先端はやや淡くなる。虹彩は内側が青く,外側が赤紫色で二重になっている。
習性
海岸から山地の林で生息し,5月~10月は海岸で海水を飲み場所によっては塩分を含む温泉水,醤油工場の排水などを飲む。それ以外の季節では塩分を取ることは少ない。越冬期にはコナラなどのドングリを食べ,繁殖期には桜の実や芽,頼みを食べる。繁殖期に「オーアオー オーアオー」と鳴く。
分布
英語名の通り,日本列島及び南シナ海沿岸で生息する。北海道では夏鳥である。
その他
「声はよく聞くけれども姿が見えない」鳥の一種である。