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自然

むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です

むなかたの野鳥

セッカ

種目 セッカ (雪加) 分類 スズメ目
セッカ科
セッカ属
学名 Cisticola juncidis 英名 Zitting Cisticola
セッカ
(雪加)
スズメ目
セッカ科
セッカ属
Cisticola juncidis Zitting Cisticola

宗像市でみられる場所・時期

宗像では留鳥で,水田,河川,溜め池などで,一年中観察することができる。

特徴

全長13㎝。スズメより小さい。雌雄ほぼ同色。
額から体上面は黄褐色で,黒褐色の斑がある。眉斑,腮以下の体下面は淡褐色である。嘴はやや湾曲し,黒褐色である。
雄は,口内が黒く,会合線,口角は黒ずんでいて,嘴を閉じていても分かる。
雌は,上嘴が黒褐色で,下嘴は淡褐色で構内は黒くならない。足はやや長く,肉色である。

習性

平地の河原や草原,農耕地などで,チガヤがある場所を好む。繁殖期はつがいか一夫多妻で生活。昆虫類やクモ類などを食べる。
「ヒッ ヒッ ヒッ」,と鳴きながら上昇し,「チャッチャ チャッチャ チャッチャ」と下降する。地鳴きは「チュッ」である。

分布

留鳥または漂鳥として本州以南の平地の草原,河川,農耕地,牧草地など開けた環境に生息する。北方のものは冬に暖地に移動する。
地中海沿岸,アフリカ大陸南部,インド亜大陸,中国南部,インドシナ半島,マレー半島,スマトラ島,ジャワ島,オーストラリア北部,フィリピン,セレベス島辺りに生息している。

その他

草に両足を踏ん張ってとまっている姿が特徴的で,愛らしい。

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