自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
オオマシコ
種目 | オオマシコ (大猿子) | 分類 |
スズメ目 アトリ科 オオマシコ属 |
学名 | Carpodacus roseus | 英名 | Pallas's Rosefinch |
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オオマシコ (大猿子) |
スズメ目 アトリ科 オオマシコ属 |
Carpodacus roseus | Pallas's Rosefinch |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では迷鳥でほとんど観察機会はない。宗像大島で観察記録がある。
特徴
全長16㎝から17㎝。スズメよりやや大きい。3~4年で成鳥羽になると推定されている。
雄の成鳥は,額,腮から喉に淡紅白色の斑がある。全身が深紅色で,背に黒褐色の縦斑があり,翼,尾は黒褐色となる。三列風切の羽縁は白色で,中・大雨覆,風切,尾の羽縁は深紅色である。
嘴は暗灰褐色または鉛色で,足は暗赤褐色となる。
雌は,全身淡褐色で,紅色がかっている。雨覆,風切羽縁は淡褐色である。
習性
平地から山地の林や草原などに飛来する。毎年同じ場所に小群で飛来することが多く,主にハギ類の種子を好んで食べるが,ほかの草木の種子も食べる。
分布
冬鳥としてほぼ全国に記録はあるが,本州以北での記録が多い。
カラフト,本州中部以北,朝鮮半島,中国東北部,黄河河口域などで越冬し,モンゴルで留鳥,バイカル湖周辺で繁殖する。