TOPページ > むなかた電子博物館運営委員会
むなかた電子博物館運営委員会
むなかた電子博物館運営員会は、宗像市市民サービス協働化提案制度にもとづき、むなかた電子博物館運営業務を行う。
むなかた電子博物館は、W.W.W.(以下WEB)の仕組みによって、宗像地域の自然・歴史・文化(民俗・芸術)をテーマに、建物のない博物館として2005年に宗像市によって設立開館された。開館当時から「市民恊働」を重要な柱として運営してきたので、2015年に「むなかた電子博物館運営委員会」が主体となって、宗像市市民サービス協同働化提案制度に応募採択され、「むなかた電子博物館運営委員会」が企画・運営・維持を行ってきた。
むなかた電子博物館は、博物館の機能を電子的に実現する希有な存在であるが、博物館の調査研究・展示・教育・普及の機能を全うするものである。提案する事業は、1.調査・研究、2.紀要の発行、3.WEBによる展示、4.教育・普及、5.システム管理運営・改善改革に区分される。
むなかた電子博物館は、W.W.W.(以下WEB)の仕組みによって、宗像地域の自然・歴史・文化(民俗・芸術)をテーマに、建物のない博物館として2005年に宗像市によって設立開館された。開館当時から「市民恊働」を重要な柱として運営してきたので、2015年に「むなかた電子博物館運営委員会」が主体となって、宗像市市民サービス協同働化提案制度に応募採択され、「むなかた電子博物館運営委員会」が企画・運営・維持を行ってきた。
むなかた電子博物館は、博物館の機能を電子的に実現する希有な存在であるが、博物館の調査研究・展示・教育・普及の機能を全うするものである。提案する事業は、1.調査・研究、2.紀要の発行、3.WEBによる展示、4.教育・普及、5.システム管理運営・改善改革に区分される。
1.調査・研究
運営委員および協力者による宗像地域の自然・文化・歴史・民俗などの調査と研究を行う。この成果をむなかた電子博物館紀要にて公開する。自然分野の「北斗の水くみ」について北斗の水くみ写真展を行う。 むなかた電子博物館は、博物館の機能を電子的に実現する希有な存在であるが、博物館の調査研究・展示・教育・普及の機能を全うするものである。提案する事業は、1.調査・研究、2.紀要の発行、3.WEBによる展示、4.教育・普及、5.システム管理運営・改善改革に区分される。
2.むなかた電子博物館紀要発行
博物館の骨格となる調査研究の成果発表の場である。これまで毎年発行され第9号が編集中である。紀要で公開される、調査研究を骨格として博物館事業が展開される。紀要は、まずWEBの博物館上に掲載され、それは普及活動を推進するために冊子版としても印刷配布されている。研究活動の成果は全世界から閲覧可能である。WEBへの掲載の仕組みについても、スマートフォンやタブレット端末等にも対応した電子書籍の形式を実現させるようシステムの改革を2017年度に行う計画である。
3.WEBによる展示
この展示は障がい者や高齢者など、現地を直接訪れることができない宗像市民に「宗像市がもつ魅力に触れる機会」を提供することで極めて意義深い。またWEBによる展示は国内外のWEB利用者にも同様の機会を提供し、タブレット端末やスマートフォンの利用者数の増大によってその効果は増している。展示は調査研究活動によって裏付けられるものであり、運営委員などの有識者のボランティア活動に負うところが多い。代表的展示として「むなかたの蝶」「むなかたの植物」「むなかたの鳥」「北斗の水くみ写真」「紀要」「遺跡発掘調査報告書」などがある。使用言語は主に日本語であるが、広く利用の便を図るため英語や韓国語の展示解説を充実させる予定である。WOVNサービスによって英語メニューを提供中である。
4.教育・普及
教室にいながら学校教育の一環として「宗像市がもつ魅力に触れる機会」を提供する。また北斗の水くみなどの希有な特徴を社会人に普及する効果も大きい。この目的のために「北斗の水くみ写真展」をWEBで開催し、海の道むなかた館などでの展示も行っている。2017年度には「蝶の飼育観察」を博多蝶類研究会の協力を得て実施している。むなかた電子博物館の利用に関して、児童生徒向け、教員向け、一般向けの利用手引きをそれぞれ作成する。現在一般向け案内パンフレットを用意しているが、教育機関と協議し生徒・児童向けの案内書作成を行う予定である。
5.システム管理運営・改善改革
ICTによる博物館機能をWEBで実現したものであることから、技術革新に対応したシステム更新、安定した利用を可能にするサーバ管理などが必須であり、専門管理事業者に依存するだけではなく、専門知識を持った運営委員による提案も常に行う。開館当初のむなかた電子博物館は、市担当課が展示物の内容に関して管理事業者に依頼することがあっても、博物館のシステムの改善や改革については専門知識が不足すること等から行われて来なかった。高度な専門性を有する運営委員によって事業を効果的に推進出来るむなかた電子博物館の管理運営と改善改革が一連の流れで実現されている。
建物がある博物館や野外の遺跡を訪問出来ない方々が、宗像市の魅力に触れる機会が増加したことが、むなかた電子博物館開設以来評価されてきた。今後むなかた電子博物館運営委員会による、調査・研究、展示、教育・普及、システム管理を積極的に進めることでその効果は高まる。
2017年に『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』が世界遺産に登録された事によって、宗像地域への国内外からの関心は高まるものと思われる。海の道むなかた館や数々の埋蔵文化財をむなかた電子博物館で展示することによって、24時間365日、宗像市、日本国内、海外の人々に「宗像市がもつ魅力に触れる機会」を提供し、宗像市への関心を高め、かつ理解を深めることができる。これによって観光や見学に訪れる人も増加し、農水産業など特徴ある宗像市の産業への従事者も増加するものと思われる。
特に高度なICTを活用した宗像電子博物館の存在は宗像市に先進的産業を担う人材を育むことにつながり、優秀な青少年が宗像市を誇りとし、地域における先進事業を展開することになるであろう。
2017年に『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』が世界遺産に登録された事によって、宗像地域への国内外からの関心は高まるものと思われる。海の道むなかた館や数々の埋蔵文化財をむなかた電子博物館で展示することによって、24時間365日、宗像市、日本国内、海外の人々に「宗像市がもつ魅力に触れる機会」を提供し、宗像市への関心を高め、かつ理解を深めることができる。これによって観光や見学に訪れる人も増加し、農水産業など特徴ある宗像市の産業への従事者も増加するものと思われる。
特に高度なICTを活用した宗像電子博物館の存在は宗像市に先進的産業を担う人材を育むことにつながり、優秀な青少年が宗像市を誇りとし、地域における先進事業を展開することになるであろう。