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オオジシギ
種目 | オオジシギ (大地鷸) | 分類 |
チドリ目 シギ科 タシギ属 |
学名 | Gallinago hardwickii | 英名 | Latham's Snipe |
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オオジシギ (大地鷸) |
チドリ目 シギ科 タシギ属 |
Gallinago hardwickii | Latham's Snipe |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥で,ある秋の渡りの時期に,水田の畦や河川の岸辺などの草地で休んでいる姿を見ることがある。どちらかといえば,秋よりも春に見ることが多い。
特徴
全長30㎝。雌雄同色。国内で見ることができるジシギ類の中では最大で,夏羽では,最も淡い色に見える傾向がある。
頭側線は,額から嘴にかけて著しく細くなる傾向にある。眼先の過眼線の細さと合わせて眉斑は眼の前方で広く見える。尾羽は16枚または18枚。足は黄緑色,タシギより重そうに飛び,翼は幅広で長く先端が尖って見える。
「ゲッ」と太い声で鳴く,雄は繁殖地で,「ジッ ジッ ズビャーク,ズビャーク」と鳴きながら飛び回り,「ゴゴゴゴゴ」という音を出しながら急降下するディスプレイフライトをする。別名「雷鷸」
習性
草地,牧草地,農耕地などに飛来する。つがいか一羽で生活する。土中に嘴を差し込んでミミズなどを食べる。
分布
中部地方の高原と青森県以北で夏鳥,他の地域は旅鳥である。
沿海州,北海道などで繁殖し,オーストラリア東南岸で越冬する。
その他
タシギ,チュウジシギ,ハリオシギを観察現場で特定することはなかなか難しい。