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ホオジロ
種目 | ホオジロ (頬白) | 分類 |
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 |
学名 | Emberiza cioides | 英名 | Meadow Bunting |
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ホオジロ (頬白) |
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 |
Emberiza cioides | Meadow Bunting |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では留鳥で,市内全域の山地の林,林縁,農耕地,草地,河川敷などで,一年中観察できる。
特徴
全長17㎝ほど。雀より大きい。
雄は,過眼線から,頬,顎線葉つながりが黒色である。眉斑,頬線,腮から喉は白く,側頸は灰色がかっている。背以下の体上面,胸以下の体下面は茶褐色。雨覆,風切の軸斑は黒褐色である。腰は一様に茶褐色,嘴は上口ビスが黒褐色,下嘴は灰褐色,足は橙褐色である。
雌は,過眼線から頬,顎線はつながり,黒褐色である。
習性
平地から山地の疎林,農耕地,葦原,河原などで生息する。繁殖期以外は数羽で生活するものが多く,開けた場所を好み,林内に入っても暗い場所には行かない。昆虫や草の種子などを食べる。
「チッチッツ」などと地鳴きし,「チュッピン チュチュツ チュー」などと囀る。
分布
留鳥または漂鳥として北海道から九州,屋久島までの平地から山地で生息する。本州以南の日本列島で留鳥または漂鳥である。北海道では夏鳥となる。沿海州,モンゴル,中国大陸,朝鮮半島で留鳥である。
その他
鳴き声が,美しく,4月から6月ころまでの間の囀りは美しい。
特に,冬期は,カシラダカとの判別が問題となる。