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木造釈迦如来立像

指定 福岡県

説明

東大寺の僧奝然が日本に請来した京都嵯峨清涼寺の釈迦像は、鎌倉時代の仏教復興運動で、各地にその模作が造られていった。
この像は昔、下関の阿弥陀寺(赤間宮)にあった清涼寺式釈迦如来であるが、明治の神仏分離の際、寺を離れ、津屋崎町の円通寺に安置されていた。
高さは159cm、ヒノキ材の一木造で、体部は割矧ぎをし内刳を施している。当像は清涼寺式に忠実であるが、日本風の印象を濃くしており、鎌倉時代の末期の像と考えられている。

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