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三葉環柄頭 (さんようかんつかがしら) 福岡県宗像市河東の久戸9号墳出土

説明

昭和53・54年の土地区画整理事業に伴う緊急調査で、標高62mを最高所にする二股丘陵に古墳22基、横穴墓19基、小形石室墓2基、石棺墓1基、石蓋土壙墓1基が発掘調査されました。9号墳は直径7mの円墳で、中央掘り込み内に石材と木材を組み合わせてつくられた木棺を安置していました。棺の床から鉄鏃3点と三葉環大刀1点が出土しました。大刀は長さ84cmで、把頭から切先まで一本造りです。環体の中は三葉をあらわしています。環部および三葉部ともに銀象嵌が施されています。5世紀後半のものです。

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