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ホオアカ
種目 | ホオアカ (頬赤) | 分類 |
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 |
学名 | Emberiza fucata | 英名 | Chestnut-eared Bunting |
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ホオアカ (頬赤) |
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 |
Emberiza fucata | Chestnut-eared Bunting |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では漂鳥または留鳥である。市内全域の農耕地や林縁などで,一年中観察できる。3月から4月にかけての観察機会が多い。
特徴
全長16㎝。雌雄ほぼ同色である。
雄は,頭頂から後頸,側頸にかけて青灰色で,黒褐色の細い斑がある。頬は赤褐色で,顎線から胸に黒褐色の斑がある。腮以下の体下面は白く,腹に茶褐色の斑紋があり,背以下の体上面は褐色で,黒褐色の斑がある。嘴は灰黒色で,下嘴,足は肉色である。
雌は,頭頂から後頸の灰色が少し薄い。胸の茶褐色の斑が少し薄い。
習性
平地から山地の草原,河原,農耕地,干拓地などで生活する。繁殖期以外は小群で生活し,背丈の低い草地を好んで,草の種子や昆虫,クモ類などを食べる。
地鳴きは「チッ」,囀りは「チョッ チッ チチュチュリ チッ」となる。
分布
留鳥または漂鳥として,北海道から九州まで分布する。北海道,東北では夏鳥であり,本州中部の太平洋岸から西日本では農耕地などで越冬している。
沿海州,中国東北部,朝鮮半島では夏鳥で,東シナ海沿岸,南シナ海沿岸,福建,広東,雲南省から,ミャンマー,バングラデシュなどで越冬する。