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ヒバリ

種目 ヒバリ (雲雀) 分類 スズメ目
ヒバリ科
ヒバリ属
学名 Alauda avensis 英名 Eurasian Lark
ヒバリ
(雲雀)
スズメ目
ヒバリ科
ヒバリ属
Alauda avensis Eurasian Lark

宗像市でみられる場所・時期

宗像では留鳥で,一年中観察することができる。農耕地,河川敷などに広く生息する。春が近付くと,田圃や畑で「高鳴き」している。上空で滞空飛行をしながら大きな声で囀る姿をよく目にする。

特徴

全長17㎝。スズメより大きい。雌雄同色である。
頭部から体上面は茶褐色で,黒褐色の斑がある。頭頂に冠羽があり,囀るときによく立てる。眉斑,腮以下の体下面は白っぽく,頬は褐色である。胸,脇はやや淡い茶褐色で,黒褐色の縦斑がある。外側尾羽は白く,飛翔時に目立つ。嘴,脚は肉色で後趾の爪は直線的でやや長い。虹彩は暗褐色である。

習性

平地から山地の農耕地,草地,荒れ地などに生息する。繁殖期以外は群れで生活する。越冬期には足を折りたたむようにして歩き,植物の種子を食べ,昆虫類も食べる。
ホバリングをしながら囀り飛行を行う。囀りは複雑で,よく通る声で,「ピチュピチュリ ピーチリリチュクチュク」など早口である。地鳴きは「ビュル ビュル」などと鳴く。

分布

留鳥または漂鳥としてほぼ全国に分布している。積雪の多いところでは夏鳥になる。南西諸島では冬鳥である。
ユーラシア大陸,アフリカ大陸北岸に幅広く分布する。

その他

ヒバリは親しまれている鳥で,知名度は高い。「春告げ鳥」とも認識されている。
ハート亜緋に高来舞い上がり,鳴くため,「日晴」と書いて「ヒバリ」と読ませたのが名前の由来であるという。新井白石や貝原益軒の書籍にもそのように記載されているという。

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