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ハヤブサ

種目 ハヤブサ (隼) 分類 ハヤブサ目
ハヤブサ科
ハヤブサ属
学名 Falco peregrinus 英名 Peregrine Falcon
ハヤブサ
(隼)
ハヤブサ目
ハヤブサ科
ハヤブサ属
Falco peregrinus Peregrine Falcon

宗像市でみられる場所・時期

留鳥で,一年中見ることができる。宗像沖ノ島,宗像大島,地島の崖地で繁殖している。これらの島では,年間をとおして見ることができる。内陸部でも比較的観察することができる。送電塔,カントリーエレベーターなど高い構造物の頂上付近で付近を睥睨している姿を観察できる。

特徴

全長雄42㎝,雌49㎝。ハシボソガラスよりやや小さい。雌雄同色である。
成鳥は,額から体上面は青黒色で,頭部は黒みが強い。眼から頬にかけてひげ状の黒斑がある。これを通常ハヤブサひげという。腮からの体下面は白く,胸から腹に黒褐色の斑がある。胸には丸い斑が多く,腹以下は横斑になる。嘴は黒く,蝋膜,口角,眼瞼輪,足は黄色である。虹彩は暗色である。

習性

平地から山地の海岸,河口,河川,湖沼,農耕地などに生息し,海岸や山地の断崖や岸壁の岩棚や横穴などで繁殖する。近年,ビルの窓辺や鉄塔の鉄骨の横組みの隙間などに営巣する。繁殖期以外は一羽で生活する。
主に,飛行している鳥類を足で蹴って仕留めたり,水面にたたきつけたりして捕獲する。

分布

九州以北で留鳥または漂鳥で,南西諸島では冬鳥である。乾燥地帯を除いて地球上に幅広く生息している。

その他

ハヤブサはもっとも早く飛ぶ鳥といわれている。羽ばたきながらの飛行では時速100㎞を越える程度だが,翼を閉じての急降下では300㎞以上が記録されている。

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