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ハシグロヒタキ

種目 ハシグロヒタキ (嘴黒鶲) 分類 スズメ目
ヒタキ科
サバクヒタキ属
学名 Oenanthe oenanthe 英名 Northern Wheatear
ハシグロヒタキ
(嘴黒鶲)
スズメ目
ヒタキ科
サバクヒタキ属
Oenanthe oenanthe Northern Wheatear

宗像市でみられる場所・時期

宗像では,迷鳥で,非常に稀に観察される。これまで宗像沖ノ島で観察されたことがある程度である。

特徴

全長14㎝から16㎝である。
雄は,頭頂から背は青灰色,額から眉斑,腮以下の下面は白色,過眼線,頬の一部,翼は黒褐色である。喉から胸は淡黄色である。
雌は,過眼線は淡橙褐色で,頬は淡褐色の細かい斑がある。
雌雄とも,腰から上・下尾筒は白色である。中央尾羽一対は1/5は黒く,外側尾羽五対の先端2/3は黒色で基部は白い。

習性

平地の荒れ地,裸地,草地,農耕地などに飛来する。地上を跳ね歩きながら,昆虫やクモ類などを食べる。時々土塊の上にとまるが,ほかのサバクヒタキ類に比較して高いところにとまらない。

分布

迷鳥で,局地的ではあるが,ほぼ全国で観察されている。特に日本海側の小島での観察記録が多い。
ユーラシア大陸(ヨーロッパ東部まで),アラスカ,カナダ北部沿岸などで繁殖し,アフリカ中央部で越冬する。

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