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1988年(昭和63年)宗像市文化財調査報告書第16集/『浦谷古墳群Ⅱ』

浦谷古墳群(うらたにこふんぐん)は、昭和56年度調査分が『浦谷古墳群Ⅰ』として第5集で報告されており、今回は昭和62年度に調査された6基について報告しています。これら古墳群は標高80mほどの丘陵上に分布しており、古墳としては新しい7世紀代のものです。周辺の遺跡からは鍛冶道具など鉄生産に関係する出土遺物が多く見られ、釣川上流域の鉄生産を介した地域的なまとまりがあったようです。このほかやや離れて位置する1基は朝町山ノ口遺跡23号墳として現地に保存されています。

『浦谷古墳群Ⅱ』宗像市文化財調査報告書第16集(1 MB)
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