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1990年(平成2年)宗像市文化財調査報告書第25集/『名残III ―冨地原梅木遺跡の発掘調査報告―』
冨地原梅木遺跡は、1983~1984年にかけ広陵台の宅地造成に伴い発掘調査が行われました。弥生時代から中世にかけて長期間営まれた墳墓や集落からなる複合遺跡で、ここでは古墳時代の4世紀後半から6世紀にかけて築造された26基の円墳、中世は道路状遺構や古墳を墓所に再利用した遺構について報告しています。古墳時代中~後期の宗像の墓制を考える上で重要な遺跡です。
『名残III ―冨地原梅木遺跡の発掘調査報告―』宗像市文化財調査報告書第25集(4 MB)