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1980年(昭和55年)宗像町文化財調査報告書第3集/『久戸古墳群II』

久戸古墳群の第2次調査報告書です。昭和54年4月から同年6月にかけ、福岡県教育委員会によって発掘調査が行われました。標高30m~40mほどの丘陵斜面に営まれた墳墓群で、7世紀前半から後半にかけて造られた7基の古墳と17基の横穴墓が検出されました。横穴墓とは石室を造らずに丘陵斜面に横穴を掘って墓室とするもので、これまでは遠賀郡以東でしか群集しないと墓制と考えられていました。予想外の事実として当時は大変な驚きの中、調査を行ったということです。また、19号墳(直径8m)は、小形の円墳ながらも鉄刀の柄飾りである金銅製の圭頭柄頭(けいとうつかがしら)といった重要遺物が出土していることも注目されます。

『久戸古墳群II』宗像町文化財調査報告書第3集(1 MB)
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