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1983年(昭和58年)宗像市文化財調査報告書第6集/『半田古墳群Ⅰ』
現在の大谷団地を造成するため昭和56年12月1日から翌57年2月27日にかけて発掘調査が行われました。丘陵の尾根上にほぼ50m間隔で分布する12基の古墳を調査し、6世紀代を通じて築造されたことがわかりました。B-2号墳は直径11mほどの円墳で石室は大きく破壊されていましたが、さいわいに床面は荒らされておらず鉄刀5振りなどが副葬されたままの状態で出土しました。C-4号墳は直径13mほどの円墳で、ミニチュアの提瓶(さげべい・水筒)など珍しいものも出土しています。
『半田古墳群Ⅰ』宗像市文化財調査報告書第6集(1 MB)