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2018年(平成30年)宗像市文化財調査報告書第76集/『浜宮貝塚I』

 浜宮貝塚(はまみやかいづか)は、宗像大社浜宮の鎮座する砂丘上に位置する海浜集落である。

民間団体の筑紫野史学研究会によって1971年に学術調査が行われ、古墳時代中~後期にかけて営まれていたことがわかった。
自然遺物にはサメ・マダイが多く、フグ・クロダイ・スズキ・カツオ・エイなども見られる。貝類にはサザエ・アワビ・ハマグリ・ヤマトシジミ・タニシなど岩礁や内湾、汽水から淡水域に生息するもので、遺跡を中心に半径2㎞圏内で採集されるものである。
謎の多い宗像海人の活動実態を知ることのできる重要な遺跡である。

宗像市文化財調査報告書第76集/『浜宮貝塚I』(11 MB)
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