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滑石製経筒(考古資料)
指定 | 国 |
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指定種別 | 国指定重要文化財 |
時代 | 平安時代後期 |
特徴
仁平四年(1154)銘
説明
河東万福寺前(稲元八幡宮付近)より出土
宗像市大字稲元に所在する稲元八幡宮付近から明治年間に発掘されたもので、地下三尺位に周囲を木炭で充填し、単独出土したという。滑石製のこの経筒は、円柱形の筒身、方形の屋根形の蓋と宝珠の三部より組合わされている。総高44cm、筒身口径11.4cmで、筒身を巡って仁平四(1154)年九月二十三日などの銘文が釘書きされている。この種の滑石製経筒のなかでは特に藤原時代の美しさがよく表れている。
※稲元区所有(宗像大社神宝館で展示)