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1996年(平成8年)宗像市文化財調査報告書第41集/『冨地原神屋崎』
冨地原神屋崎遺跡(ふじわらこうやざきいせき)は、1991年に県営ほ場整備に伴い発掘調査が行われ、古墳時代の集落遺跡が確認されました。竪穴住居は19棟確認し、5世紀後半から6世紀にかけて営まれ、周壁溝や排水溝が発達し、建替えや拡張の痕跡を残すものもあります。また、5~6世紀にかけての滑石製臼玉の製作工房でもあり、未製品の滑石や砥石などが見つかっています。
『冨地原神屋崎』宗像市文化財調査報告書第41集(10 MB)