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1990年(平成2年)宗像市文化財調査報告書第24集/『名残II ―名残高田遺跡の発掘調査報告―』
名残高田遺跡は、1985~1986年にかけ広陵台の宅地造成に伴い発掘調査が行われました。古墳時代、6世紀から7世紀にかけての前方後円墳と円墳、住居群が調査され、前方後円墳を含む6基の古墳は現地で保存されています。連綿と墳墓作りを続けた集団は、名残谷の低地を農耕基盤とする比較的安定した暮らしをしていたのでしょう。
『名残II ―名残高田遺跡の発掘調査報告―』宗像市文化財調査報告書第24集(3 MB)