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1988年(昭和63年)宗像市文化財調査報告書第18集/『名残Ⅰ』
名残遺跡群は名残・冨地原・徳重の3地区にまたがって20万㎡以上に分布する遺跡群の総称です。ここでは昭和60年度に実施した3つの遺跡についての報告です。名残長浦遺跡(なごりながうらいせき)は、5~6世紀頃の4基の古墳、名残藤河内遺跡(なごりふじかわちいせき)は墳丘を失った5~6世紀頃の5基の古墳、冨地原大原遺跡(ふじわらおおはらいせき)は5~7世紀頃の17基の古墳と石棺墓・土壙墓(どこうぼ)群が営まれていました。この地域の墳墓の移り変わりを知る貴重な資料です。
『名残Ⅰ』宗像市文化財調査報告書第18集(1 MB)