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トラフズク
種目 | トラフズク (虎斑木菟) | 分類 |
フクロウ目 フクロウ科 トラフズク属 |
学名 | Asio otus | 英名 | Long-eared Qwl |
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トラフズク (虎斑木菟) |
フクロウ目 フクロウ科 トラフズク属 |
Asio otus | Long-eared Qwl |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥で,渡りの時期に見ることができる,宗像では秋の渡りの時期(11月頃)に見ることが多い。田圃や農耕地,社寺林などで短期間滞在すると見られる。
特徴
全長35㎝から37㎝。雌雄同色で長い羽角(耳のように見える羽)がある。顔盤の発達した中型のフクロウである。
頭部から体上面は茶褐色で,黒褐色の虫喰い状の縦斑がある。羽色には変異があり,虹彩は橙色である。嘴は黒褐色で趾まで淡褐色の羽毛で覆われている。
習性
平地から山林の林,河原,農耕地などに飛来する。繁殖期はつがいで生活し,越冬期は数羽で群れる。日中は暗い林内で休息し,夕暮れから活動し始める。種にネズミを捕り,カエルや小鳥類なども食べる。
「ボゥー」などと鳴く。
分布
留鳥または冬鳥としてほぼ全国に分布する。南西諸島では特に少ない。
世界的に見ると,ユーラシア大陸,北米大陸の極北地,乾燥地を除く地域に生息する。