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フクロウ

種目 フクロウ (梟) 分類 フクロウ目
フクロウ科
フクロウ属
学名 Strix uralensis 英名 Ural Owl
フクロウ
(梟)
フクロウ目
フクロウ科
フクロウ属
Strix uralensis Ural Owl

宗像市でみられる場所・時期

宗像では留鳥であり,一年中見られる。ただし夜間に行動し,昼間は暗い林や大木で休んでおり昼間に発見することは難しい。夜間活動し大きな翼を広げて飛ぶ姿を見かけることもある。大きさの割りに羽音が少なく,気がつくと飛び去っていることも多い。

特徴

全長50㎝の大型のフクロウである。雌雄同色で頭が丸く羽角がない。
成鳥は頭部から背以下の体上面は灰褐色で,黒褐色の斑がある。胸以下の体下面は白っぽく,黒褐色の縦斑がある。顔磐はハート型に見え,灰褐色の斑が縁取りとなっている。下列肩羽は白く,褐色の軸斑がある。虹彩は黒色に近い。趾に羽毛がある。

習性

平地から山地の林,農耕地,草原などで生息し,一羽かつがいで生活する。日中は暗い林内か樹洞などで休息し,夕暮れから活動し始める。種にネズミ類を捕り,鳥類や蛙なども食べる。

分布

留鳥として九州以北の平地から山地の林に生息する。
ユーラシア大陸中緯度域に生息する。日本列島,カラフトまでの分布である。

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