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ハリオシギ
種目 | ハリオシギ (針尾鷸) | 分類 |
チドリ目 シギ科 タシギ属 |
学名 | Gallinago sutenura | 英名 | Pintail Snipe |
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ハリオシギ (針尾鷸) |
チドリ目 シギ科 タシギ属 |
Gallinago sutenura | Pintail Snipe |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥で,春秋の渡りの時期に,田圃の畦,溜め池の泥湿地などでたまに見かける程度である。どちらかと言えば,春の渡りの時期に見かけることが多い。
特徴
全長25㎝。雌雄同色である。
体に比較して頭が大きく,体の後部と尾が短いため,寸詰まりに見える。目も大きく見える。翼からの尾の突出は最も少ない,尾羽は22~28枚で,通常は26枚である。外側尾羽の6~8対は細くて短くホトン同軸だけの針状となる(ハリオシギの命名根拠)。
習性
比較的乾燥した水田,農耕地,河原,草地,池や沼の泥湿地に飛来する。水の中に余り入らずに水田の畦や農道などでミミズや昆虫類の幼虫などを食べる。
分布
旅鳥で,ほぼ全国で記録されるが,北海道では稀で,中部地方以西に多く飛来する。
シベリアで繁殖し,インド亜大陸,インドシナ半島,スマトラ島,ボルネオ島,ジャワ島,セレベス島の沿岸で越冬する。