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ハイイロチュウヒ
種目 | ハイイロチュウヒ (灰色沢鵟) | 分類 |
タカ目 タカ科 チュウヒ属 |
学名 | Circus cyaneus | 英名 | Hen Harrier |
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ハイイロチュウヒ (灰色沢鵟) |
タカ目 タカ科 チュウヒ属 |
Circus cyaneus | Hen Harrier |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では,冬鳥である。里山に近い田圃で観察することがあるが,非常に稀である。
特徴
全長 雄43㎝から47㎝,雌49㎝から54㎝。ハシボソガラスと同じか少し小さいくらいの大きさである。
雄は,頭部から胸,背以下の体上面は灰色で,胸以下の下面と腰は白い。初列風切の一部は黒く,風切後縁は灰色である。
雌は,全体的に暗灰褐色で,頭頸部腹に褐色の斑がある。眉班と頬,腰は白い。風切下面は白っぽく,黒褐色の横斑が明瞭で目立つ。
習性
埋立地,農耕地,荒れ地,葦原,草原などに生息し,一羽で行動する。特に朝夕は活発に行動する。水田の畦などを飛び回り,鳥類を飛び立たせて捕らえたり,ネズミ類を捕食する。
分布
冬鳥で,ほぼ全国に分布するが局地的である。
北半球全域に生息し,シベリア,アラスカ,カナダ北部で繁殖し,ヨーロッパ,揚子江流域,日本列島などに冬鳥として飛来する。
その他
雌雄は別種かと思うほど姿が異なる。雄は非常に美しく,人気の猛禽類である。