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木造十一面観音立像
指定 | 福岡県 |
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指定種別 | 県指定有形文化財 |
時代 | 平安後期 |
大きさ
像高1.35m
特徴
樟一木造り
説明
観音菩薩は阿弥陀如来の化身で、人々の悩みを救う仏とされる。この仏像は、クスノキ材の一木造で、頭頂から台座までまったく内刳のない一材で造られている。頭部は高い宝髻を結び、化仏はホゾ穴だけがあり残っていない。顔は強い調子でシノギが高く、目鼻立ちも大きい。古風な技法を用いており、平安時代後期につくられたものと思われる。鞍手郡鞍手町長谷寺の十一面観音像とも共通したものが見られる。