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ホトトギス

種目 ホトトギス (杜鵑,時鳥) 分類 カッコウ目
カッコウ科
カッコウ属
学名 Cuculus policocephalus 英名 Lesser Cuckoo
ホトトギス
(杜鵑,時鳥)
カッコウ目
カッコウ科
カッコウ属
Cuculus policocephalus Lesser Cuckoo

宗像市でみられる場所・時期

宗像では夏鳥で,繁殖もしている。里山などでは,鳴き声を頻繁に聞く。ただし,姿を見ることは稀であり,運が良ければ,林から林に鳴きながら渡る姿を見ることができる。

特徴

全長28㎝,雌雄ほぼ同色である。
成鳥は,頭部から背は青灰色で,翼から尾は灰色がかった黒褐色である。胸以下の下面は白く,7~9本の細い黒褐色の横斑がある。初列小雨覆は灰色がかった白色で,斑は少ない。下尾筒はクリーム色がかった白色で横斑はないかあっても少ない。眼瞼輪,足は黄色,瞳孔は黒く普通の大きさだが瞳孔の周囲が小豆色で更にその周囲は灰褐色である。このため,眼全体がより暗色に見える。

習性

夏鳥として全国の平地から山地の草原,林公園などに飛来する。一羽で生活し,ガ類の幼虫を採食する。託卵性で,主としてウグイスの巣に散乱し,育雛させる。

分布

夏鳥として九州以北に渡来する。
沿海州,中国本土朝鮮半島などで繁殖し,アフリカ東部で越冬する。

その他

ホトトギスは,「テッペンカケタカ」,「トッキョキョカキョク」などと,聴きなしをされている。

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