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ハマシギ
種目 | ハマシギ (浜鷸) | 分類 |
チドリ目 シギ科 オバシギ属 |
学名 | Calidris alpina | 英名 | Dunlin |
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ハマシギ (浜鷸) |
チドリ目 シギ科 オバシギ属 |
Calidris alpina | Dunlin |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では冬鳥で,8月から5月にかけて,神湊から鐘崎にかけての砂浜で見ることができる。釣川河口西側の砂浜で見る機会が多い。
特徴
全長21㎝で,雌雄同色である。
夏羽は,上面の軸斑が黒く,赤褐色の斑と白い羽縁がある。顔から胸は白く,黒褐色の縦斑があり,耳羽は茶色,脇から下尾筒は白く,腹部の大きな黒斑が目立つ。嘴は黒くて長めで,先がわずかに下に曲がる。足は黒色である。
冬羽は,上面が灰褐色で,白く淡い傾向がある。体下面は白い。
習性
干潟,河口,汽水域,海岸の砂浜や岩場,水田,湿地,河川,池や沼の湿泥地で生息する。
群れで行動し,干潟や海岸の差で位置を忙しく動き回って貝類やゴカイなどを食べる。淡水域ではタニシやミミズ類などを食べる。
分布
旅鳥,または冬鳥で,全国で見ることができる。
北極海沿岸で繁殖し,地中海のアフリカ側沿岸,アラビア海沿岸,紅海沿岸,インダス川流域,紅海沿岸,日本列島などで越冬する。
その他
宗像では数が多くないが,福岡市の今津干潟,佐賀市の東与賀干潟では大群を見ることがある。特に東与賀干潟では,万を超えるハマシギが越冬している。