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タカブシギ
種目 | タカブシギ (鷹斑鷸) | 分類 |
チドリ目 シギ科 クサシギ属 |
学名 | Tringa glareola | 英名 | Wood sandpiper |
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タカブシギ (鷹斑鷸) |
チドリ目 シギ科 クサシギ属 |
Tringa glareola | Wood sandpiper |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥である。特に春の渡りの時期に見かけることが多い。時に100羽ほどの集団が飛来することもある。田植え前後の田圃で休んでいる姿を観察することが多い。
特徴
全長20㎝で小型のシギである。雌雄同色。
夏羽は,頭部から胸にかけて,白地に褐色縦斑が密にある。上面は黒褐色で,白斑がある。体下面は白く,脇には褐色の横斑がある。白い眉班は不明瞭で過眼線は黒褐色である。腰から尾の上部は白く,尾には細い褐色横帯がある。翼帯は無く,翼下面は白っぽい。嘴は黒く,基部は緑黄色である。足は緑黄色。
冬羽は,上面が灰黒褐色で,白黒斑がある。体下面は白く,顔から胸は淡い色で眉班は明瞭となる。
尾羽には名前の由来となっている鷹斑模様がある。
習性
河川,湖沼,池などの泥地,水田などに生息する。小群でいることも多いが,春の渡り時期には100羽を超える群れになることもある。体を上下に動かしながら歩き回り,昆虫類や甲殻類,軟体動物などを食べる。
分布
旅鳥で,全国で見ることができ,関東地方以南で越冬する個体もいる。
ユーラシア大陸北部で繁殖し,アフリカ南部,インド亜大陸,インドシナ半島,インドネシア,フィリピン諸島などで越冬する。
その他
クサシギとの判別が必要である。