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ジョウビタキ
種目 | ジョウビタキ (常鶲) | 分類 |
スズメ目 ヒタキ科 ジョウビタキ属 |
学名 | Phoenicrus auroreus | 英名 | Daurian Redsstart |
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ジョウビタキ (常鶲) |
スズメ目 ヒタキ科 ジョウビタキ属 |
Phoenicrus auroreus | Daurian Redsstart |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では冬鳥で,8月末から4月初旬まで,市内のほとんどの場所で見ることができる。
特徴
全長14㎝。雀より小さい。
雄は,頭頂から後頸は灰褐色で,冬羽では羽縁がバフ色がかる。額の一部と顔,喉,背,翼は黒褐色で,背に褐色の羽縁があり,初列風切,三列風切基部が白く,白斑となって目立つ。胸以下の下面は赤橙色。下背から上尾筒,外側尾羽五対は赤褐色で,中央尾羽は黒褐色である。
雌は,頭部から体上面は灰褐色で,腮以下の下面は淡褐色で脇は褐色みが強い。
嘴と脚は黒くて細い。
習性
市街地から山地の林や農耕地公園,河原などに飛来する。越冬期は雌雄に関係なく,縄張りを持って生活する。渡来直後は,高い場所で縄張りを主張するように鳴く。昆虫やミミズ類,クモ類などを食べ,木の実も食べる。
「ヒッ ヒッ カッカッ」などと鳴く。
分布
冬鳥でほぼ全国に飛来する。岐阜県,長野県,北海道などで繁殖が増加している。
カラフト,千島列島,アムール川流域,沿海州,中国東北部などで繁殖し,日本列島,南西諸島,中国,南シナ海北部沿岸で越冬する。
その他
ヒトを恐れないところがあり,身近に寄ってくる。車のバックミラーに映る自分の姿に縄張りを荒らされると考えるようで,攻撃を仕掛ける姿もよく目撃されている。