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シマノジコ
種目 | シマノジコ (島野路子) | 分類 |
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 |
学名 | Emberiza rutila | 英名 | Chestnut Bunting |
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シマノジコ (島野路子) |
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 |
Emberiza rutila | Chestnut Bunting |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では旅鳥で,春の渡りの時期(5月)に,島嶼部で稀に観察されることがある。観察機会は限られている。雨が降った後などに観察機会が増えることがある。
特徴
全長13.5㎝。スズメより小さい。
雄は,頭部から胸,背以下の体上面は赤褐色で,腹以下の体下面は黄色,脇は暗赤褐色の縦斑がある。完全な成鳥は風切の外縁すべてが赤褐色となる。
第1回夏羽では,頭部から胸,体渋面はやや鈍い赤褐色で,羽縁は淡黄色,風切外縁は黄色である。
雌は,頭央線,眉斑,頰側線,腮から喉は淡黄褐色となる。胸以下の体下面は淡黄色で腰は赤褐色で,黒褐色の軸斑は目立たない。慈雨は全体的に暗赤褐色。
嘴は上嘴は灰褐色で,下嘴は淡褐色,足は橙褐色である。
習性
平地の林縁や草原,農耕地などに,一羽または小群で飛来する。林縁や地上を跳ね歩きながら草木の種子や昆虫,クモ類などを食べる。
「チェイチチチ チュイチュイ チュチュチー」などと囀り,「ズッ」などと鳴く。
分布
シベリア中部(バイカル湖周辺)で繁殖し,カンボジア,ラオス,中国福建省,広東省,雲南省周辺で越冬する。