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オウチュウ
種目 | オウチュウ (烏秋) | 分類 |
スズメ目 オウチュウ科 オウチュウ属 |
学名 | Dicrurus macrocercus | 英名 | Black Drongo |
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オウチュウ (烏秋) |
スズメ目 オウチュウ科 オウチュウ属 |
Dicrurus macrocercus | Black Drongo |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では,稀な旅鳥で,春秋の渡りの時期に非常に稀に観察される。全国的に見ると,春よりも秋の渡りの時期に観察されることが多い。宗像では宗像大島で観察記録がある。
特徴
全長27㎝から29㎝。雌雄同色。
成鳥は全身が黒く,青みのある光沢がある。尾は,中央尾羽が短く,最外側尾羽は長く大きく外側に反る。嘴と足は黒い。虹彩は暗褐色である。口角付近にひげがある。
習性
平地から山地の林縁,開けた草地,農耕地などに飛来する。1~10羽での記録がある。電線や木の梢にとまり,そこから飛び立ってフライキャッチで昆虫類を捕らえ,再び元の位置に戻って食べる。
分布
インド亜大陸,震度品半島,マレー半島,インドネシアボルネオ島,台湾などで留鳥,中国で夏鳥となる。
その他
英語名の「Drongo」は,オーストラリア,ニュージーランドの俗語で,「馬鹿者,まぬけ」を意味する。語源は,1920年ころに負け続けた競馬馬の名前に由来するとされているが真偽は不明である。