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エナガ
種目 | エナガ (柄長) | 分類 |
スズメ目 エナガ科 エナガ属 |
学名 | Aegithalos caudatus | 英名 | Long-tailed Tit |
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エナガ (柄長) |
スズメ目 エナガ科 エナガ属 |
Aegithalos caudatus | Long-tailed Tit |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では留鳥で,島嶼部を除く市内全域の平地から里山の林,樹木の多い公園で観察できる。宗像でもあちこちで繁殖している。
ヤマガラ,シジュウカラ,コゲラと混群を作り,賑やかに飛び交う姿が観察できる。
特徴
全長14㎝。雌雄同色。体は小さくて丸く尾が長い。したがって,実際はもっと小さく見える。
頭頂は白く,黒い眉斑が背につながっている。背の両側と肩羽は淡いぶどう色である。顔や体下面は白く,下尾筒は淡いぶどう色となる。翼と尾は黒く,次・三列風切外縁と外側尾羽三対の外弁が白い。嘴は短くて黒く,足も黒い。まぶたは黄色である。
習性
平地から山地の林,市街地の公園などに生息し,繁殖期以外は群れで生活する。繁殖は早く,3月には営巣し,繁殖が終わると群れになって生活する,夏の終わりころには小型ツグミ類や,サンコウチョウなどが混じって行動することがある。
「チーチーチリリジュリリ」などと囀り,「ジュリリリ」,「チュリリ」と地鳴きする。
国内では四亜種があることが知られている。
分布
ユーラシア大陸のオホーツク海沿岸から大西洋まで,草原地帯を中心に幅広く生息している。