宗像市でみられる場所・時期

宗像では留鳥である。飛来する数が少なく，余り見ることができない。コチドリと同じように，釣川の砂州や，川沿いの砂礫地などに生息する。

特徴

全長２１㎝。雌雄同色である。コチドリに似ているが，嘴と足は長く，過眼線やアイリングは淡い。
雄夏羽は細くて黒い胸帯がある。頭頂から上面は淡褐色，嘴は黒く，足は淡黄色である。飛翔時には淡い翼帯が出る。
雌は，過眼線や前頭に褐色みがある。

習性

砂礫地がある河川，湖沼，池，水田などに生息する。繁殖期以外は小群で生活する。繁殖期でも大群は作らない。水際を歩いて様々な小動物を食べるが，ほかのチドリ類ほど歩き回らない。干潟や海岸に出ることは少ない。

分布

九州以北に留鳥として分布する。北海道では夏鳥だが，一部留鳥となる。沖縄県では少数が越冬する。

その他

コチドリとの判別が必要となる。