自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
ルリビタキ
種目 | ルリビタキ (瑠璃鶲) | 分類 |
スズメ目 ヒタキ科 ルリビタキ属 |
学名 | Tarsiger cyanurus | 英名 | Red-flanked Bluetail |
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ルリビタキ (瑠璃鶲) |
スズメ目 ヒタキ科 ルリビタキ属 |
Tarsiger cyanurus | Red-flanked Bluetail |
宗像市でみられる場所・時期
宗像では冬鳥で,11月ころから4月ころまで,市内全域の里山で見ることができる。
特徴
全長14㎝。スズメより小さい。
雄は,額からの体上面は青色。眉斑,腮から喉は白色。胸以下の体下面は汚白色で,脇は橙色。嘴と脚は細く,黒色である。
雌は,額からの体上面派オリーブ褐色で,眉斑は細くて不鮮明。アイリングは白い。腮以下の下面は淡褐色で,胸以下はオリーブ褐色となる。脇は押すよりもやや鈍い橙色で,齢が若いほど薄い。
腰から尾は青色,雄は,風切外弁すべてが青くなるまでに4年以上かかるという。虹彩は暗褐色である。
習性
国内では,基本的に漂鳥であり,中部地方以北の亜高山帯で繁殖し,非繁殖期は,本州以南の平地から山林で生活する。従って宗像では,冬鳥となる,繁殖期は林内でつがいで生活し,越冬期は一羽で縄張りを持って生活する。樹上や地上で昆虫やミミズ類,クモ類などを食べる。
「ヒッ ヒッ」などと鳴き,「ピチュ チュルリリリ」と囀る。
分布
留鳥または漂鳥として北海道,本州,四国の平地から亜高山帯の針葉樹林や落葉広葉樹林で繁殖し,冬期は本州以南の平地や山地の常緑広葉樹林,公園などで越冬する。
その他
声も姿も美しい人気の鳥である。