自然
むなかたで見ることがでみる野鳥の図鑑です
むなかたの野鳥
カルガモ
種目 | カルガモ (軽鴨) | 分類 |
カモ目 カモ科 マガモ属 |
学名 | Anas zonorhyncha | 英名 | Eastern Spot-billed Duck |
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カルガモ (軽鴨) |
カモ目 カモ科 マガモ属 |
Anas zonorhyncha | Eastern Spot-billed Duck |
宗像市でみられる場所・時期
留鳥で一年中見ることができる。宗像で繁殖する唯一のカモで。釣川の中流域でよくみられるほか,多禮ダムや市内各地のため池で見ることができる。
5月末から7月にかけて雛を沢山連れた親鳥が泳いでいる。
特徴
全長60㎝。カモ類の中では地味で,オスもメスのような色彩をしている。他のカモと違って,ほぼ雌雄同色である。
全身褐色で,三列風切の白い羽が目立つ。顔は淡色で,特徴のある黒い線が目立つ。嘴は基部が黒く,先端が黄色である。若鳥は全体が淡い色になる。
習性
河川や池などで見ることができる。昼間は広い水面のある水辺で休み,夜になると農耕地などで餌を採る。植物の種子や落穂などを食べる。
日本ではもっとも身近な場所で繁殖するカモで,市街地の水辺で巣を作ることもある。水辺の草むらに巣を作り,十数個の卵を産む。
分布
東アジアから東南アジアに分布している。日本では全国で見ることができる。
その他
十数羽のひなが親鳥の後ろをついて歩く姿はかわいらしく,よくニュースで取り上げられる。